テナントと一体となった環境づくり
商業施設は、施設本体の設計も重要ですが、出店するテナント自体の設計も重要となります。施設のコンセプトにあったファサードデザインが展開されているか、これをチェックし、グランドオープンにあわせた工程監理を行うのが内装監理の業務です。商業施設本体とテナントとの調整により設計・工事を円滑に遂行させ、工程通りに統制されたレベルで施設を完成させることを目標としています。
ファサードルールの構築各テナントのファサードデザインは、業種、業態により、さまざまです。各テナントの特徴を適度にアピールしながら、施設としては統制のとれた空間を創る。そのためには、共用部分の商環境デザインをベースとした、ファサードルールを構築することが必要です。日本では従来から行われている業務ですが、韓国や中国でも近年必要性が重視され始めています。JEDIでは中国、韓国においても、このルール策定の経験があります。