多角的な視点からのアプローチ
すべてのプロジェクトはその環境と特性を十分に理解することから始まります。
現地調査やデータから読み取れる情報を通して、環境的、社会的なコンテクストを分析し、プロジェクトのポテンシャルを多角的な視点で捉えます。
プロジェクトのポテンシャルを活かせるかどうかは、コンセプト次第です。
与えられた環境条件において可能な施設を、時代のニーズにあわせて、社会が求めるタイミングで生み出すこと、これがプロジェクトがもつポテンシャルを最大限に広げることだと考えます。
また、開発コンセプトはプロジェクトの骨子です。
プロジェクト完了まで、MD、建築、商環境デザイン、CI、運営などのすべてのプロセスでコンセプトが共通に理解され、これに基づいた計画がなされることが、成功のポイントとなるのです。
MD計画においては、確実でありながら将来的な展望も視野に入れています。なぜなら開業時の話題性だけでなく、時とともに成長し、長く人々に愛される施設を目指すからです。
また、時代性と独創性を求めると同時に、店舗形態やトレンド、地域の買物特性など、地域性に即したMD構築を第一に考えています。
日本に限らず、韓国、中国など、全く異なる慣習の地域における開発経験から、アジアでのプロジェクトを成功に導きます。